落葉樹について。

日中は暖かな日差しが心地良くも、朝晩は肌寒い季節となってまいりました。
山々は頂きよりほのかに色づいてきましたが、石木花の木々たちも生活の傍らで鮮やかな紅葉(こうよう)を楽しませてくれます。

紅葉や黄葉(おうよう)を楽しめる植物はおもに落葉樹と言われるものです。
落葉樹はその名の通り、冬を前にして葉を落とし、春に新芽を吹かせるタイプの植物です。
(※お手持ちの石木花がどのタイプかは石木花図鑑を参照くださいませ。)

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鮮やかに紅葉させるためには、植物を外に出して寒さに当てることが大切です。
ずっと部屋の中に置いておくと、なかなか綺麗に色づいてくれませんので
出来るだけ外か、外に近い環境で育ててみましょう。

また、落葉樹は「冬を体験」させることがとても大切です。
寒さを体験させることで葉をおとし、休眠状態になります。
その後、春の暖かさを感じて新芽を芽吹かせるというバイオリズムだからです。

季節のうつろいを感じさせてくれる落葉樹…
健やかに育て楽しんでいただければ幸いです。