Q&A|日々の育て方

Q&A

なんだか元気がない。病気?それとも虫?

植物の元気がない。それもだんだんと状態が悪くなっていると感じる時は「病気」や「害虫」によって被害を受けている可能性もあります。その場合、そのまま放置していると枯れてしまう事も・・・。しかし病害虫は早期発見、適切な対処をすれば大きな問題にならないことがほとんどです。植物の小さな変化に気づき、対応するために主な病害虫による症状と対策を知っておきましょう。

 

『おもな害虫』

比較的発生リスクが高い害虫をまとめました。

アブラムシ

◯アブラムシの特徴
緑色や褐色で体長およそ1~4mmの小さな虫です。野菜の栽培などでもよく目にするのでガーデナーなら誰しも馴染み深い厄介者と言えます。特に植物の新芽の柔らかい場所を良く好み、くっついて植物の汁を吸います。新芽が出る時期はこまめにチェックしましょう。見つけて放置すると増えてしまいますので、発見したら早期対処が吉です。

◯アブラムシの対処方法
アブラムシは専用の薬品で容易に退治できます。ホームセンターや園芸店でも有効な薬品を比較的安価に数多く取り揃えています。石木花では「ベニカXファインスプレー」がアブラムシにも効く商品です。

また、オーガニックな方法で退治する方法もあり、牛乳と水を1:1で薄めて霧吹きで散布すると退治できます。(うすい膜で覆い、窒息させることが出来ます)。同様の方法で対処できる製品として石木花では「ベニカマイルドスプレー」を扱っています。

ハダニ

◯ハダニの特徴
ハダニは体長0.3~0.4mmのごく小さな虫です。ダニとは言っても植物の葉の養分を吸って暮らしており人には害がありません。ハダニはとても小さく発見が困難という点が厄介で、気づいた時にはとても増えてしまっていたという事がありますので要注意。いつの間にか植物がどんどん弱って枯れてしまった、、、という場合はハダニが原因であることが少なくありません。

◯ハダニの発見方法
基本的には葉の裏側にくっついて葉の汁を吸いますので表には出てきません。しかしハダニが汁を吸った後は上記画像のように白い斑点のように色が抜けますので、このサインを見つけたら、葉の裏を確認することで発見できます。とても小さいのでルーペで識別できるレベルですが、葉の斑点は明確なサインなのでこの時点で対処した方が良いです

◯ハダニの対処方法
「ハダニ対応」の薬品を散布することが有効です。石木花で取り扱っている「ベニカXファインスプレー」も効果がありオススメです。しかし、中には薬品耐性がついてしまったハダニも存在しますので、薬品を散布しても効果がなさそうという時は「ベニカマイルドスプレー」を定期散布することで撲滅できます。

マイルドスプレーは薬品ではなく、でんぷん質で害虫を包んで退治するスプレーですから、物理的に対処できます。薬品に抵抗がある方は初めからこちらを選択するのも良いでしょう。

アザミウマ

◯アザミウマの特徴
体長1~2mm程度の細長い形をしています。ハダニ同様に植物の汁を吸って暮らしていますが、アザミウマは新芽やお花を好む傾向がありますので、そうした場所をチェックしておきましょう。新芽がうまく開かなかったり、変形してしまっている時はアザミウマによる被害の可能性があります。

◯アザミウマの対処法
ハダニの対処方法と同様です。

コナジラミ

◯コナジラミの特徴
4月~10月の気温が高く乾燥した時期に発生しやすい害虫です。1 1~3mmほどの大きさで全体的に白く、羽があり飛ぶことができます。発生リスクはあまり高くありませんが、もし白い小さな虫がいたらこの虫の可能性もあります。基本的に葉の裏側にくっついて暮らしますので、植物を移動したときなどに白い虫が飛ぶようなら、葉の裏をチェックしましょう。

◯コナジラミの対処方法
市販のコナジラミ類対応の殺虫スプレーで退治できます。石木花オンラインストアで販売している「ベニカXファインスプレー」も対応しています。

カイガラムシ

◯カイガラムシの特徴
一見虫に見えませんが、白い貝殻の様な部分がそうです。枝に張りついて養分を吸い取るカイガラムシは一見して大して被害がないようにも思えますが、放置すると植物が弱ってしまいます。発生リスクはあまり高くありませんが、見つけ次第早期対処しましょう。

◯カイガラムシの対処方法
もし数も少なく、枝の込み入った場所でない様でしたらブラシで磨いて落としてしまいましょう。また、市販のカイガラムシ対応のスプレーもホームセンターや園芸店で容易に入手できますので、そうしたものを利用しましょう。

 

『おもな病気』

比較的発生リスクの高い病気をまとめました。

黒星病

特徴:葉に黒い点が広がります。

さび病

特徴:葉に錆(さび)の様な模様ができてその場所が枯れこみます。

うどんこ病

特徴:葉に白い粉の様な模様ができます。

◯病気かな?という時の対処法。
上記の画像の様な症状が出た時は病気の可能性が高いです。市販の殺菌用薬を散布することで、被害の拡大を防ぐことが出来ます。また、中には治癒効果のある商品もあります。石木花で取り扱う「ベニカXファインスプレー」も上記の病気すべてに対応しています。

予防で病害虫を遠ざけましょう

病気や害虫を予防する最も効果的な方法は、普段から植物を健やかに育成することです。その為には良く日光に当ててあげることや、風を通してあげることなど基本的なことが大切です。

また、植物の体調を整えたり、体力を蓄えておくためには活性剤や肥料をしっかり与えることも効果的。石木花図鑑などを参考にしていただき末永く健やかに植物を育成し、お楽しみいただけますと幸いです。

 

『病害虫対策のアイテムをご紹介いたします』

 

ベニカXファインスプレー

◯ベニカXファインスプレー
特徴:病気や害虫など、広範囲をカバーするだけでなく、散布後一定期間は予防効果が持続します。

ベニカマイルドスプレー

◯ベニカマイルドスプレー
特徴:オーガニックな方法で人に優しく害虫を退治できます。

Biodold ニーム

◯Biodold ニーム
特徴:定期的に散布することで病気や害虫を寄せ付けません。しかも植物由来で人や植物、環境に優しい素材です。