天皇梅

小さく、うねりを生じた光沢のある葉。
4~5月、小さな薔薇に似た幻想的な花を咲かせます。
花後に実を付けますが
あまり目立ちません。
耐寒性
水やり
日光
肥料
光沢のある葉や這うように伸びる個性的な枝ぶりが面白い天皇梅(てんのううめ)。原産は南西諸島、小笠原諸島、台湾、中国、ハワイ諸島など温暖な地域に分布しています。この木はなぜか磯山椒(いそざんしょう)と混同されて認識されていることが多いのですが、全くの別種です。

枝葉や樹形はさることながら、花も非常に魅力的な木です。春に極小の薔薇のような花を枝先いっぱいに咲かせた姿は見事です。
天皇梅の育て方

置き場所

日当たりと風通しのよい場所で育てます。常緑ですが水切れや強い日差しで根が傷むと落葉することがあります。

屋外の場合

柔らかな風や、優しい雨は植物を十分にリフレッシュさせてくれます。夏は日差しが強く乾きの原因となるので注意が必要です。

「春・秋」

日当たりのいい環境で育成しましょう。

「夏場」

夏の直射日光でも耐えられますが、西日は強すぎますので避けましょう。半日陰などで管理すると水管理の面でも楽です。なお、蒸れるとあまりよくありませんので風通しの良い環境が理想です。

「冬場」

寒さにはあまり強くありませんので、寒風や霜から保護しましょう。ムロや半屋内(寒い場所)などで管理することをオススメします。

屋内の場合

屋内で管理する場合は風通しの確保が重要になりますが、エアコンの風 が直接当たる場所は避けましょう。偏った乾燥状態になり、植物は傷んでしまいます。たまに外の空気に当てたり、雨に当てたりしてあげると植物はリフレッシュでき元気に育ちます。

「春・秋」

日当たりのいい窓辺などで育成しましょう。

「夏場」

日当たりも重要ですが、蒸れ防止のために風通しを確保しましょう。日中締め切った部屋は高温かつ蒸れの原因になることがあるので注意が必要です。

「冬場」

温暖な地域が原産です。0℃を下回らない環境で育成しましょう。また、冬は多少気温が下がる環境で育成した方が来春の開花する花は美しく咲きます。

→植物の冬越しについて

水やり

丈夫な性質で空気の乾燥にはある程度耐えられますが、用土の乾燥は嫌います。水切れには注意しましょう。特に春~夏は乾きやすいのでたっぷりあげましょう。水やりの目安は、春秋は1~2日1回、夏は朝夕の1日1回、冬は4~5日に1回です。しかし、乾いていない様子なら無理に与える必要はありません。また、暑い時期の葉水は、葉の乾燥防止や健康維持に効果的です。朝や夕方に霧吹き等で与えるといいでしょう。

また、どうしても乾きやすい時期や外出時には腰水が有効も方法です。

みずやりのタイミング

腰水について

肥料

真夏を除く4〜6月・9~10月は週に1回の頻度で液肥を与えます。 ※バイオゴールドヴィコント564を基準にしています。その他の肥料を与える場合は説明書などを参考にしてください。 ※置き肥の場合は4~5月、9~10月に月1回、固形肥料を与えます。

病害虫

病害虫にとても強い樹木で、屋外で適度な日光に当てて育成していればほどんど病害虫はでません。環境によって、まれにハダニなどが発生することがあります。見つけ次第専用の薬剤を散布しましょう。

天皇梅の詳しいお手入れ

天皇梅(テンノウウメ)に適した用土

一般には赤玉単用または、水はけを考慮して砂を混用したもの使用します。

【石木花の土】が適合します。

植え替え

2~3年に1回を目安に植え替えます。適期は春または秋ですが、植え替え後はあまり寒さに当てないように気遣いが必要です。

剪定と手入れ

若枝の伸びが強くツルのように枝が伸びてくるので、5月~6月頃に伸びた枝を切り樹形を整えます。枝の内側から勢いよく伸びる徒長枝は必ず根元から切り落としましょう(剪定)

また、枝数と葉数が多いので蒸れは大敵です。こまめに幹のや枝先の枯れ葉を取り除いてすっきりさせておきましょう。

天皇梅(テンノウウメ)育成のポイント

◯日当りのいい場所で育成します。

◯冬は屋内で管理して寒さから保護しましょう。逆に春~秋は屋外推奨です。

◯水切れに注意します。朝に水をやっても夕方乾いてしまうようなら置き場所を工夫し、できるだけ涼しいところで管理しましょう。

◯ある程度は肥料を好みますので、定期的に与えましょう。花付きが良くなります。

◯特に屋内管理の場合は日照や風通しの条件が悪くなりやすいため、活性剤を定期的に与えることでより健やかに育成できます。

肥料・活性剤