山峡に
咲ける桜を
ただひと目
君に見せてば
何かを思はむ

万葉集-巻第五-十七 大伴家持

旭山桜

たまご型で先のとがった形状の葉をつけます。
縁はギザギザしています。
華やかな、薄ピンク色の花を咲かせます。
八重咲なのでとても見ごたえがあります。
花後にサクランボをつけますが、結実すると
翌年の花芽を付けにくくなってしまいます。
耐寒性
水やり
日光
肥料
日本人にこよなく愛されている桜の木。
春になると鮮やかなピンク色の花を咲かせてくれます。また、旭山桜は八重咲(たくさん花をつけるタイプ)なので満開を迎えるととても華やかで見ごたえ十分。早春に室内でお花見というのも素敵なものです。
旭山桜の育て方

置き場所

日当たりがよく風通しのいい場所を好みます。日によく当てると花付きが良くなりますが、夏は半日陰に置いて強い直射日光が当たらないようにしましょう。冬は外か、外に近い環境で寒さを体験させます。

屋外の場合

基本的に日当りを好みますので、直射日光でも問題ありません。気温が高く日差しがきつくなったら半日陰に移したり、よしずなどで遮光して乗り切りましょう。日当りのいい方が翌年の花芽をつけやすくなりますが、水切れさせてしまうと弱るので、「水切れにならない程度」の日当りを確保しましょう。柔らかな風や、優しい雨は植物を十分にリフレッシュさせてくれます。

「夏場」

夏の強い直射日光は葉が傷んだり、枯れたりする原因となるので明るい日陰やに移動するか、すだれや遮光ネットで直射日光を遮るなど工夫が必要です。

「冬場」
寒さにはつよいものの、鉢が凍結しないようにしましょう。寒風や霜から保護できるムロや半屋内(寒い場所)などで管理します。

また、発砲スチロールの中に入れて屋外に置く方法もあります。この場合は3日に1回は水の様子を確認しましょう。放っておくと乾燥する可能性があります。

屋内の場合

屋内で管理する場合、可能な限り日当りのいい場所で管理します。また、風通しの確保が重要になります。とはいえ、通年屋内管理では丈夫に育成するのは困難です。できるだけベランダやバルコニーなどで日差しや雨風に当てると元気に育成できます。

また、エアコンの風 が直接当たる場所や、直射日光が長時間当たるなど極度に気温の上がる場所は避けます。

「夏場」
日当たりよく、で風通しのよい場所で管理します。窓辺に置く場合には、レースのカーテンなどで直射日光をやわらげてあげると良いでしょう。夏場は乾きやすくなるので、水枯れにも注意が必要です。

「冬場」

暖房の効いていない場所など寒いところで管理すると、気温の変化で紅葉が促されます。基本的にしっかり落葉させてなくてはいけませんので屋外管理が理想です。真冬は凍結しない程度の寒い場所で管理しましょう。

水やり

3~9月の成長期は水吸いが旺盛なので水切れには注意しましょう。乾燥は嫌います。特に春~夏はたっぷりあげましょう。水やりの目安は、春秋は1日1回、夏は朝夕の1日2回、冬は3~4日に1回です。また、暑い時期の葉水は、葉の乾燥防止や健康維持に効果的です。朝や夕方に霧吹き等で与えるといいでしょう。

みずやりのタイミング

肥料

肥料は4~6月、9~10月は週1回を目安に液肥を与えます。その他の月は月1~2回を目安に与えるようにしましょう。しっかり施肥することで健康に育ち、花芽を付けやすくなります。(バイオゴールド ヴィコント564を基準にしています。)

※市販の液肥は種類によって与え方が異なります。ラベルをよく確認して与えましょう。
※固形肥料の場合、コケを外して与える必要があります。

病害虫

ハダニ・アブラムシ・カイガラムシなど

旭山桜の仲間

富士桜、しだれ桜、御殿場桜、など多数。

旭山桜の詳しいお手入れ

アサヒヤマザクラ(旭山桜)に適した用土

一般には赤玉単用または、砂や腐葉土を混用したもの使用します。なお、【石木花の土】【石木花の土プラス】が適合します。

植え替え

若木は2~3年に1回、春の花後または秋に植え替えます。

樹形を維持する方法

剪定

新葉が展開する5~6月を目安に、その年伸びた葉を2枚程度残して剪定(カット)します。枝が間伸びするのを防ぎ、樹形をキープします。伸びなかった場合はそのままでも大丈夫です。

花がら摘み

花が咲いた後には、忘れずに花がらを摘みすっきりさせてあげましょう。

花がら摘みについて

育成のポイント

◯桜の管理で最も大切なのは水やりです。非常に水を好み、特に花の時期と新葉の時期は乾きやすいので注意。朝に水をやっても夕方乾いてしまうようなら置き場所を工夫し、できるだけ涼しいところで管理しましょう。どうしても乾いてしまう場合は腰水がオススメです。

※腰水の常用はNGです。あくまで暑い期間限定にしましょう。

腰水とは?

◯植物に四季を体感させてあげることで末永く健康的に育成できます。

◯古い葉は紅葉したあと落葉しますが、これは越冬のために必ず必要なことです。通年暖かい屋内では四季を見失い、落葉も出来ずに弱ってしまいます。

◯ある程度肥料を好みますので、定期的に与えましょう。

◯屋内管理の場合は日照や風通しの条件が悪く、元気がなくなりやすいです。その場合は「活性剤」を定期的に与えることでより健やかに育成可能です。

肥料・活性剤

〇2~3月の早いうちに室内に取り込むと蕾が膨らみ、開花が促されます