クチナシ
みみなしの
古今集 巻一九
山のくちなし
えてしかな
思ひの色の
したぞめにせむ
クチナシ
クチナシの育て方
置き場所
風通し良く日当たりのいい環境を好みますが、ある程度の日陰でも元気に育ちます。
屋外の場合
柔らかな風や、優しい雨は植物を十分にリフレッシュさせてくれます。夏は日差しが強く乾燥の原因となるので注意が必要です。
「春・秋」
日当たりのいい環境で育成しましょう。直射日光が当たる所でも大丈夫ですが、外気温が高くなってきたら過度に乾燥するのを防ぐために半日陰(午前中は直射日光、午後は明るい日陰)などで管理するといいでしょう。
「夏」
小さな鉢植えの場合は、強い直射日光で葉が傷んだり、過度な乾きで枯れたりする原因となります。明るい日陰になる場所に移動するか、すだれや遮光ネットで直射日光を遮るなど工夫が必要です。
「冬」
寒さにはあまり強くありませんので、寒風や霜から保護しましょう。11~12月頃からは、ムロや屋内などで管理することをオススメします。
屋内の場合
屋内で管理する場合、日照量と風通しの確保が重要になります。エアコンの風 が直接当たる場所や、閉め切った部屋で極度に気温の上がる場所は避けてください。たまに外の空気に当てたり、雨に当てたりしてあげると植物はリフレッシュできて元気に育ちます
「春・秋」
基本的に明るい窓辺など、日照量と風通しを確保できる場所が理想です。
「夏」
優しい日当たり、風通しのよい場所で管理します。窓辺に置く場合には、レースのカーテンなどで直射日光をやわらげてあげると良いでしょう。夏場は乾きやすくなるので、水枯れにも注意が必要です。また、エアコンの風が直接当たらないように注意しましょう。
「冬」
室内で問題なく越冬できます。できれば暖房の効いていない場所など少し肌寒いところで管理すると、冬を感じて植物のリズムが整います。また、低温を体験すると春の芽吹きや花付きがよくなります。15℃くらいの環境が理想的です。
水やり
乾燥は嫌いますので、水切れに注意。特に春~夏はたっぷりあげましょう。水やりの目安は、春秋は1~2日1回、夏は1日1回、冬は2〜3日に1回です。しかし、乾いていない場合は無理に水やをあげる必要はありません。よく観察して判断しましょう。
また、暑い時期の葉水は、葉の乾燥防止や健康維持に効果的です。朝や夕方に霧吹き等で与えるといいでしょう。また、どうしても乾いてしまう場合は腰水で管理するのも有効な方法です。
肥料
真夏を除く4〜10月は1~2週に1回の頻度で液肥を与えます。
※バイオゴールドヴィコント564を基準にしています。その他の肥料を与える場合は説明書などを参考にしてください。 ※置き肥の場合は真夏と梅雨を除く4~10月の期間に月1回、固形肥料を与えます。
病害虫
特に新芽が出る季節は、ハダニやアブラムシが発生することがありますのでよく観察しておきましょう。発生した場合は有効な殺虫剤で早めに対処しましょう。ニームなどを利用して普段から虫が寄り付かない状態にすることも可能です。
木々の小話
漢方・染料としても活躍
橙黄色に熟す果実は、”山梔子”という名で漢方として用いられています。薬効は、消炎・止血・利尿などに効くとされています。ほかにも、古くから黄色の染料として幅広く使われてきました。たくあんやおせち料理のきんとんなどの色付けにもクチナシの実が使われています。鑑賞用としてだけでなく、様々な用途で暮らしに身近な樹木であったといえますね。
クチナシの詳しいお手入れ
クチナシ(梔子)に適した用土
一般には赤玉単用または、鹿沼土や腐葉土を混用したもの使用します。
【石木花の土】が該当します。
クチナシの植え替え
おおよそ2~3年に1回を目安に植え替えます。鉢土が盛り上がったり、鉢底から根っこがたくさん出ているようだと根が鉢内で充実しているサインです。植え替えの際は根を1/3程度まで切って整理しましょう。クチナシは暖地性の植物なので、適期は春先~温暖な気候の時期がオススメです。植え替え後は寒さに当てないように気遣いが必要です。
樹形を維持する方法
剪定
基本的には輪郭を整えるように剪定しておきます。生育状況が良ければ、剪定したところで枝分かれします。そして枝数が充実してきたら忌み枝を剪定します。
また、幹の根元から勢いよく伸びる徒長枝(ひこばえ)は必ず根元から切り落としましょう。放っておくとどんどん伸びてしまいます。
とても丈夫な性質で、多少切り間違えてもまた芽吹いてくれますので怖がる必要はありません。そういった意味でも初心者に優しい樹種と言えます。
クチナシの育成のポイント
◯植物に四季を体感させてあげることで末永く健康的に育成できます。
◯暖地性の樹木で、どちらかというとやや日陰に自生することが多いです。しかし鉢植えでは日当りの良い所でも元気に成長しますし、ある程度日当りの良い方が樹形も引き締まり、具合が良いです。
◯夏の水切れには注意します。朝に水をやっても夕方乾いてしまうようなら置き場所を工夫し、できるだけ涼しいところで管理しましょう。どうしても乾いてしまう場合は腰水でしのぎます。※腰水の常用はNGです。あくまで暑い期間限定にしましょう。
◯古い葉は黄色に変色したあと落葉します。これはごく自然なサイクルなので問題ありません。
◯丈夫で環境に順応する力がありますが、基本的に気温が高く日当たりの良い環境を好みます。
◯肥料を好みますので、定期的に与えましょう。特に花を咲かせるには肥料・日当たりの良い場所がポイントになります。
◯屋内管理の場合は日照や風通しの条件が悪くなりやすいため、活性剤を定期的に与えることでより健やかに育成できます。
◯初夏に花を咲かせます。4~6月に花芽(蕾)ができますが、霜がおりたり、過湿気味だったり、長雨が続くと花芽を落としてしまいます。水やりの基本「乾いたらたっぷり」を心がけ、霜や長雨に当てないように注意しましょう。
◯花後は花がらを摘み取りましょう。花後に実がなることがありますが、結実に体力を使ってしまいます。
- 葉 Leaf
- 厚みがあり、はっきりとした葉脈が特徴。光沢が美しい。
- 花 Flower
- 初夏、香り高い純白の花を咲かせます。
- 実 Seed
- 花後に実がなります。漢方や食材、染料として重宝されてきました。
- 耐寒性 Cold
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- 水やり Water
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- 日光 Sun
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- 肥料 Fertilizer
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万両 Sarcandra glabra -
深山カイドウ Malus micromalus -
トショウ Juniperus rigida -
猫の手シダ Rabbit's Foot Fern -
ミズナラ Japanese oak -
ニワウメ Japanese bush cherry -
姫オリーブ Little Ollie -
錦糸ナンテン Nandina domestica var.capillaris -
桃色ユキヤナギ Fujino Pink Spirea -
ツリバナマユミ -
タチマユミ -
トキワマンサク -
銀葉シンパク -
イボタ Ligustrum obtusifolium -
沈丁花 Winter Daphne -
サザンクロス -
スイレンボク -
ヤブデマリ -
姫ウツギ -
フジ -
コフジ -
オジギソウ -
姫ライラック -
コメツツジ -
ロウヤガキ -
連山ヒノキ -
サクランボ -
キンズ -
シンパク -
エゾマツ -
コナラ -
リュウノヒゲ -
椿 -
ナンテン -
姫寒菊 -
津山ヒノキ -
斑入りヒイラギ -
緋ネム -
雲間草 -
ネコヤナギ -
八房香丁木 -
木瓜 -
十月桜 -
キャラボク -
天皇梅 -
シロシタン -
トキワサンザシ -
ヤブコウジ -
梅 -
長寿梅 -
トキワシノブ -
姫リンゴ -
コムラサキ -
旭山桜 -
富士桜 -
雲竜富士桜 -
イソザンショウ -
姫シャクナゲ -
コロキア -
しだれ桜 -
ゴヨウマツ -
キバナジャスミン -
山ブドウ -
キンロバイ -
チリメンカズラ -
姫ネムノキ -
テイカカズラ -
斑入りチリメンカズラ -
ヤマツツジ -
日向ミズキ -
コプロスマ -
ヒメソナレ -
ツルウメモドキ -
姫エンジュ -
ヤマアジサイ -
イチョウ -
ヤマモミジ -
アカメシデ -
アセビ -
屋久島アセビ -
深山キリシマツツジ -
斑入りギンバイカ -
クロマツ -
カマツカコケモモ -
白鳥花 -
香丁木 -
アベリア -
八房エゾマツ -
姫サルスベリ -
モミジバフウ -
カラマツ -
ナナカマド -
クチナシ -
姫クチナシ -
ニレケヤキ -
イタヤカエデ -
トウカエデ -
姫ヒイラギ -
ノバラ -
シラカシ -
モミ -
リョウブ -
ヒメサカキ -
トドマツ -
チャノキ -
バレリーツリー -
寒グミ -
モチノキ -
風知草 -
ジャノメマツ -
アカマツ -
ツクモヒバ -
トネリコ(アオダモ) -
ブナ -
シロヤシオ -
クマヤナギ -
キブシ -
カナシデ -
クロモジ -
夏ハゼ -
マルバカエデ -
金芽ケヤキ -
ヤマドウタン -
エゴノキ -
ケヤキ -
ガマズミ -
ウリハダカエデ -
ウチワカエデ -
まるうさぎ





